この記事の結論
- ファミリークローゼットは、広さより先に「何を収納する場所か」を決めた方がいい
- 子どもが大きくなると各部屋や寝室、専用クローゼットが必要になり、家族全員用ではなくなることがある
- ランドリー隣の動線は魅力。ただし広くするほど建築費が増えるので、その予算をどこに使うかも考える
家づくりを始めると、一度は「ファミリークローゼットが欲しい」と考える方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
ランドリールームの隣にファミリークローゼットを配置すれば、洗濯して、乾かして、そのまま収納できる。
家事動線としては理想的です。
実際、我が家も3〜4畳ほどのファミリークローゼットを計画しています。
子どもが大きくなったらどうなる?
そんな中、ある日ふと疑問が浮かびました。
子どもが中学生、高校生になったら、自分の部屋に服を置きたくなるんじゃない?
そう考えると、各子ども部屋にはクローゼットが必要になります。
さらに寝室にも収納が必要。
そして妻からは、
「自分専用のクローゼットは絶対に欲しい。」
という一言。
……
おいっ!!
ファミリークローゼットって、何を入れるんだ?
もう”ファミリー”じゃなくなってきてない!?
もちろん、その気持ちはよく分かります。
私も自分専用の収納は欲しいです(笑)
だからこそ、「ファミリークローゼットがあれば全部解決」と思っていた考えが、少し変わり始めました。
広さより先に考えたいこと
そこで改めて考えてみました。
ファミリークローゼットには何を収納するのでしょうか。
- 家族全員の普段着
- 仕事着
- 下着やタオル
- 季節物や来客用の寝具
収納する物が決まっていなければ、必要な広さも決まりません。
「4畳くらい欲しい」と考える前に、「何を収納したいのか」を決める方が大切なんだと気付きました。
場合によっては3畳でも十分かもしれませんし、逆にもっと必要になるご家庭もあると思います。
広くすれば、その分コストもかかる
もちろん、ファミリークローゼットは便利です。
ですが、収納を広くすれば、その分だけ建築費も増えていきます。
その予算をランドリールームに回した方がいいのか。
駐車場を少し広くした方が毎日の使い勝手は良くなるのか。
自転車置き場を充実させた方が暮らしやすいのか。
家づくりでは、どこに予算を使うかという考え方も大切になります。
それでも家事動線は魅力
とはいえ、ランドリールームの隣にファミリークローゼットがある暮らしはやはり魅力的です。
乾燥機から取り出して、そのまま収納する。
服を持って家中を歩き回る必要もありません。
毎日の家事を考えると、この動線が人気なのも納得できます。
だからこそ、「やっぱり欲しい」と「本当に必要かな」の間で、今も悩んでいます(笑)
ファミリークローゼットで大切なのは「広さ」ではない
最近思うのは、ファミリークローゼットに必要なのは「何畳あるか」ではないということです。
本当に大切なのは、
「何を収納する場所なのか」を決めること。
収納する物が決まれば、必要な広さも自然と見えてきます。
SNSや住宅会社の施工事例を見ると、「4畳がおすすめ」「ウォークスルーがおすすめ」といった情報をよく見かけます。
もちろん参考になりますが、それが自分たちの暮らしに合うとは限りません。
人気の間取りだから取り入れるのではなく、自分たちの生活に本当に必要かを考える。
それが、後悔しない家づくりにつながるのではないかと感じています。
よくある質問
- ファミリークローゼットは本当に必要ですか?
- 洗濯して乾かしてそのまま収納できる動線は魅力です。一方で、子どもが大きくなると各部屋にクローゼットが必要になり、家族全員の服を一箇所に置く前提が崩れることもあります。「あれば全部解決」ではなく、何を入れる場所かを決めてから考える方が近いです。我が家は今も「欲しい」と「必要か」の間です。
- 何畳あれば足りますか?
- 先に広さではありません。何を収納するかが決まらないと、必要な畳数も決まりません。3畳で足りる家もあれば、それ以上必要な家もあります。SNSの「4畳がおすすめ」が、自分たちの暮らしに合うとは限りません。
- 子どもが大きくなったらどうなりますか?
- 中学生・高校生になると、自分の部屋に服を置きたくなることがあります。そうなると子ども部屋にもクローゼットが必要です。寝室や専用のクローゼットも欲しくなると、ファミリークローゼットに何を入れるかが曖昧になります。
- 広くした方がいいですか?
- 便利にはなりますが、広くするほど建築費も増えます。その予算をランドリールーム、駐車場、自転車置き場に回した方が毎日使いやすい、という考え方もあります。広さより、何を収納するかと、どこに予算を使うかです。
この記事を書いた人
天田(ジモタテ編集部)
群馬でリアルに家づくり中。ジモタテ編集部。間取りや暮らしのリアルを発信しています。